中野宏美がアイコン作ってみた

ohori
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こんにちは。
初めまして、中野と申します。

まずは自己紹介をさせていただきます。
私は昨年の12月から、ここ株式会社DenDesignでお世話になっている中野宏美と申します。
ずっと新人気分でしたが、文字に起こしてみて初めてもう半年もお世話になっているということに気付きました。
Webの世界を全く知らなかった私は、もうどっぷり浸かってしまって・・・と言いたいところですが、未だにあまり分かっていません。
(勉強しなきゃだな・・・とは頭の片隅にはあります・・・)

そんな私をいじめることなく、私に出来ることを考えてくださった大堀さんは
「アイコンでも作れば」
と言って下さいました。
弊社サイトのToolsよりダウンロードできますのでぜひ!

では、アイコンの作成過程について筆を執らせていただきます。

本日ご紹介するアイコンはこれ↓

作成過程はこのような感じです。

  1. テーマを決める
  2. アイテムを決める
  3. 参考資料を集める
  4. パスデータにする
  5. 大堀さんチェック
  6. sketchで不備がないか調整する

1.テーマを決める

前に、「Sketch icons」「ANIMAL icons」を作成していたので今回はざっくりと、「海外向けのもの」ということで進めました。
熱い話し合いの結果「東京ランドスケープ」になりました。

2.アイテムを決める

「東京ランドスケープ」と決まりましたが、足りない・・・(;;)
ということで、海外の方が興味を持ってくれていそうな日本のものをバンバンあげました。

写真
見られちゃまずいものがあるかと何となく恐れ、透明にしました・・・。
この時点では、うっすら見える青丸が付いているアイテム15個に決定しました。

3.参考資料を集める

すでに日本のアイコンは多く作成されているので、参考資料はごろごろ転がってました。
日本のアイコンに限らず、テイストなどは他に参考にできるものが多くあります。
私の場合は3.4個に絞って作成を進めることにしました。

4.パスデータにする

ラフはほぼ書きませんでした。
参考資料を見て「もっとかわいく・・・もっとかわいく・・・」
を念じながらIllustratorで作業を進めました。

ここでお別れが・・・。
2.の時点で決定していたアイテムの一部が下記理由で取りやめに・・・。

  • 家紋→他のテイストとどうしても合わない
  • お城→アイコンにすると金閣寺と形が似てしまう

少し寂しいですが、下記アイテムに変更です。

  • 鳥居
  • 盆栽

5.大堀さんチェック


最初の時点ではこのような感じでした。
目があったりなかったり、シンプルだったり凝っていたり、招き猫だけ線があったり悲惨です・・・。

ここでいただいたアドバイスの一部を。

「象徴を目立たせろ」
金閣寺の鳳凰や東京タワーの大展望台などのことです。

「目をつけろ。そのためには顔の構造を理解しろ」
輪郭の中心に目があり、中心から下半分を1/3した所に口があり、2/3の所に鼻があるのが標準形のようです。
そして、目が中心より上だと大人っぽく、下だと幼くなるということでした。メモメモ・・・。

「並べる時は目の高さを合わせろ」
結果、このようになりました。

6.sketchで不備がないか調整する

Illustratorからsketchにはコピペできるのですが、唯一不便なのは、「閉じていないパスが勝手に閉じる」ことです。
これどうにかならないかな、とイライラしつつ・・・・
今のところは全て塗りにしてからコピペするのが安全策かもしれないです。

以上です。
丸3日掛かってしまいました。

感想は、非常に楽しかったです。
楽しすぎて出勤するのが楽しみでした。
こんなにウキウキしながら出勤したのは、
ランチがスープカレーと決まっていた日以来でした・・・。

次は何を作ろうかなあ〜。

拙い文章ですが、読んで下さりありがとうございました。
以上、中野でした。

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大堀祐一 株式会社DENDESIGN 代表取締役/UXデザイナー 千葉大学工学部デザイン工学科意匠系卒/桑沢デザイン研究所 中退。WEBサービスの設計・デザインを専門とし、新規事業立ち上げやデザイン改修に数多く携わる。千葉大学工学部非常勤講師。 https://twitter.com/holly_u1