社名の由来

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新年明けましておめでとうございます。
大堀です。

ブログを作ったきり一度も更新しなかった2013年ですが
今年は書きます、最初の更新なので題名は「社名の由来」としてみました。

なんで会社にしたのか

社名がどうとか以前に、いつ会社なんか作ったのよ。
そもそも今何してるのよ、ということで最近の動向を書いてみました。

【ここ最近の主な出来事】

2012.2
サイバーエージェント子会社 CA Beatを退職

2012.3
Tokyo Otaku Modeというベンチャー企業と一緒に渡米
シリコンバレーは500Startupsで2ヶ月半過ごし、なんやかんやで帰国

2012.6
個人事業開始届を提出、屋号を「Den Design」としてフリーランス開始
渋谷のコワーキングスペース”co-ba”をベースに活動

2013.7
株式会社Den Designを設立

2013.11
代官山に他2社と共同でオフィスを構える

2013.12
アルバイトデザイナー1名ジョイン←いまここ

というわけで2013年7月に株式会社Den Designを設立しました。
フリーランス時代からの屋号も引き継いでDenDesignです。
会社にしたのは仲間を増やして、仕事の量と質を上げるためです。

社名の由来

本題はここからですね。

時は大学3年の冬、就職活動目前で悶々していたとき

エントリーシートを量産する前に「自分は何がしたいのか」ちゃんと考えようと思いました。

のちに文字のトレースが趣味になる僕ですが、
雑誌や新聞のきれいな図説、タイポグラフィを見るたび
ニヤニヤしながらスクラップしていました。

なので短絡的にエディトリアルデザインをやりたいと思い至ります。

しかし「好きなことを仕事にする」なんて憧れるのは一次的な思考の結果であり、
本当に自分がしたいことは何なのか深く突き詰めよう、などと考えます。
こういう斜に構える姿勢は大学で身に付きました。

そして「したいこと」もそうだけれど、
独りよがりでなくてそれを「すべきこと」「もっと世の中に必要とされること」に昇華できたら
出世できる世の中のためになるんじゃないのか、と。

ではこの仕事の本質、普遍の価値って何だろう。
雑誌も新聞も「メディア」であって、情報を届ける媒体です。
これらの存在目的って「情報を届けること、伝えること」だ。

当時は新聞・雑誌・出版業界は斜陽産業だなんて言われ、
何となく20年後くらいには無くなっていそうだなんて思っていて(すみません)
でも「伝えること」の需要はなくならない。

じゃあ「伝えること」をぶらさずにこの先の進路を考えよう。
でも作ることは好きだから、やっぱりまだあきらめずに仕事にしよう。

〜2年後

大学卒業後、結局は専門学校である桑沢デザインに編入学しました。
やりたい気持ちだけじゃなくて、作る技術を身につけないと仕方がないと思って。

当時「架空の会社を想定してブランディングする」課題がありました。
どうせなら未来の自分の会社にしよう、
そこで社名を考えていて思い出したのが「伝えること」。

「伝えること株式会社」「伝えること研究所」「情報伝達屋」略して「デンタツ」
漢字だけとって「伝デザイン」?うーん字面がいまいち…

では「伝」はシンボルマークにして
表記はDenDesign、これでいいだろう。

logo

はい、ロゴの出来上がりです。

フリーランスを始める際に、使うならこれしかないと思い出してから
迷わず採用して今に至ります。

後から知ったんですが海外にも”DenDesign”はありまして、
co.ukと検索ランクで争っていますが
一応Google検索でもトップに出る…はずです。

以上が会社名の由来です。

最近は検索結果だけでなく取引先も実績も、仲間もやっと増えてきました。
デザイナーとしても日々成長している実感があります。

まだまだ道半ばではございますが、
日頃からお世話になっている皆々様、

2014年もどうぞ株式会社DenDesignを宜しくお願い致します。

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大堀祐一 株式会社DENDESIGN 代表取締役/UXデザイナー 千葉大学工学部デザイン工学科意匠系卒/桑沢デザイン研究所 中退。WEBサービスの設計・デザインを専門とし、新規事業立ち上げやデザイン改修に数多く携わる。千葉大学工学部非常勤講師。 https://twitter.com/holly_u1